ふと数学の歴史を振り返ると、3000年前からここ400年くらい前までの間って、そんなに進歩がなかった。微分積分すらなかったわけで、今だったらそのくらい全部学べるんじゃないのかなと思う。
一方で、ニュートンあたりからものすごい勢いで加速して、今では一つの分野ですら僕はついていけないし、すべての数学の先端分野を理解している人はいないと思う。
ニュートンはもちろんすごいんだけど、ニュートンが誕生したのは単なる偶然ではなく、産業革命と都市化があり、大学が整ってきたからってのもあると思う。
3000年前から400年前の期間も、天文学とか数学とか物理学とか押し進めてたはずだけど、今振り返ると成長は緩やかだだし、すごい重要なことすら分からなかった。天才は、確率的に存在するのかなと思っていたけど、平均を押し上げることで、天才の数も増え、天才の天才さも大きくなるんだと思う。
一方で、今を考えると、インターネットがあるし、ものすごい数の人が大学に行くようになっている。情報革命って言われることもあって、信じられない量のデータを安価で蓄積して、いくらでも解析できる。
僕もプログラミングしたいと思えば、数ヶ月でプログラマーになれた。
googleみたいだけど、情報をもっと整理して人がうまく活用できるように教育できたらもっと世の中加速する。
googleは、他が追従できないくらいの情報をためて、日本だったら検索エンジンはgoogleだけになってる。一方でコミュニケーションのプラットフォームは、mixiとかgreeとかあったけど、facebookとtwitterに乗っ取られたと思いきや、line帝国が誕生した。
(wantedlyはまだまだ小さいけど、強烈に人生変えている人は増えてるし、もっと大きくなるし、もっと人に好かれるものになると思う。)
amazonは黒字を出さない投資で、googleやMicrosoftを追従させないクラウドを構築している。
Microsoftのexcelやwordを使った仕事はこの10年でも変化なく残ってる。けど、モバイルデバイスは、windowsは使われることはなくiOSとandroidの戦いになった。
ITデバイス・ワークスタイル・情報検索・クラウドコンピュータ・コミュニケーション。どれもすごい市場だけど、どの企業もすごいシェアを持って君臨しかけている。
次の5年って考えたときに、あんまりウェアラブルデバイスは興味ない。ていうのも僕はなにかものをつけるのは面倒だから。検索とクラウドは、良質で安価でいい投資している2社がいる。そう考えると、wordとexcelで支配しているワークスタイルが一番狙い所な気がする。
僕がプログラマーだからかもしれないけど、もっとプログラマブルで整理して情報を保存したほうが、生産性は上がると思う。
wantedlyはというと、転職市場でローカルで支配者がいて、日本ではずっとリクナビ。
人が仕事を選ぶって市場も大きいけど、今圧倒的にグローバルで支配している人はいない。
この人はあつい思いに訴えられるとか、やりたいアイデアがあるから仕事したいとか、自分の持っている技術を使いたいとかいろいろ。
働いてからも、専門的なエンジニアになりたいのか、プロダクトマネージャーになりたいのか、エンジニアのスキルを幅広くつけたいのか、エンジニアでも思いはいろいろ。
そういう表に出ない思いを整理して、仕事で心踊る人を増やして、社会のイノベーションを加速させる。
やっぱりwantedlyって挑戦しがいのある企業だなと思う。