2010年11月27日土曜日

20世紀前後のデザインに魅力を感じた。

最近デザインに非常に興味がでてきている。
仕事での出会いもあって、少しずつ調べているからかもしれない。
1900年くらいの香水のポスターにものすごく魅力を感じた。
なぜ自分がこんなに惹かれるのか興味も湧いた。

東京都庭園美術館の「香水瓶の世界」に先週行った。

なにか美術館でゆっくりしたいと思って行ったのだが、非常に刺激的だった。
歴史の流れで展示されていたので、
昔は、香水は儀式として利用されていたので王室で使われ、装飾も何年かかるのだろうというようなデザインだった。
20世紀になって一変してきた。パリの万博で展示されていたガラスの香水瓶は今までの時代にない新しさを感じ、今の時代にはない新しさを感じた。

とくにポスターが魅力的だった。
赤と黒で半々にデザインされた女性のポスターや、階段と一緒になって写っていた香水のポスターは今でも頭に残っている。写真が撮れないのが非常に残念。

今日、なにに魅力を感じたか、今はなぜあまりそういうものがないのか、本を読もうと思い、関連の本を読んだ。

ひとよ茸ランプ(エミール・ガレ) http://kitazawamuseum.kitz.co.jp/suwa/collection/

20世紀前後のデザインをアール・ヌーヴォーと言い、自然と人間の調和を美的に描いていた。
どの作品も魅力的だけど、特にひとよ茸ランプに魅力を感じた。

最近見ないのは工業化しやすい、無駄のないデザインが好まれ、昔の装飾が多いデザインはカッコ悪いということで捨てられ、衰退したかららしい。

先日の古典でも自然との調和、自然のサイクルのようなシステムがかっこいいという人は増えているし、今に近い気もする。
ただ経済でいえば、僕は爆発、成長に憧れるので、循環というデザインと少し異なる気もする。

なにか人が深い部分で魅力を感じる仕組みを考えながら、自分の製品に信念や思想を埋め込みたいなと思う。

面白さとはなにか?

自分が面白さを感じる瞬間を感じることができた。

昨日、六本木ミッドタウンで、三宅一生さんの「再生・再創造展」に行ってきた。




最初に隕石やきぼうや恐竜時代に落ちた隕石が残した断層などが展示されていた。
そのあと、今回のファッションで利用されている服が、日本企業の帝人によって完全に古着を再生してできた石油と同等の素材を利用しているという説明があった。
そして目玉の再創造したファッション。
日本の折り紙のように二次元の紙が三次元のものになっていた。
ファッションだけの展示だけでなく、日本のカルチャーをどう取り入れているか、どのような計算をして設計されているのか周りに説明がされていた。
最後にコンピュータを利用してらせんやサイクルの画像を展示。
生物というものは一見ランダムに動いているように見えて一定の方向を持ち、それはらせんやサイクルのようなものになっている。
大数の法則を考えると無造作に動いているなら、無造作に動いているものの集合は収束することを思い出した。

そんなことを考えながら最初入ってきた入口に戻ったときに、今回のテーマでデザインされたライトがあった。
最初入ったときは、目にも止まっていなかったデザインが帰りはすごく魅力的に感じていた。

ものそのものだけでなく、そのストーリーが伝わってくるときより魅力を感じるし、面白さを感じると思った。

僕は開発を仕事にしているが、その中でどのようなストーリーを描いて開発するかなにがしたくてビジネスをしているか、もっと人に伝えていきたいとも思った。