2010年11月27日土曜日

面白さとはなにか?

自分が面白さを感じる瞬間を感じることができた。

昨日、六本木ミッドタウンで、三宅一生さんの「再生・再創造展」に行ってきた。




最初に隕石やきぼうや恐竜時代に落ちた隕石が残した断層などが展示されていた。
そのあと、今回のファッションで利用されている服が、日本企業の帝人によって完全に古着を再生してできた石油と同等の素材を利用しているという説明があった。
そして目玉の再創造したファッション。
日本の折り紙のように二次元の紙が三次元のものになっていた。
ファッションだけの展示だけでなく、日本のカルチャーをどう取り入れているか、どのような計算をして設計されているのか周りに説明がされていた。
最後にコンピュータを利用してらせんやサイクルの画像を展示。
生物というものは一見ランダムに動いているように見えて一定の方向を持ち、それはらせんやサイクルのようなものになっている。
大数の法則を考えると無造作に動いているなら、無造作に動いているものの集合は収束することを思い出した。

そんなことを考えながら最初入ってきた入口に戻ったときに、今回のテーマでデザインされたライトがあった。
最初入ったときは、目にも止まっていなかったデザインが帰りはすごく魅力的に感じていた。

ものそのものだけでなく、そのストーリーが伝わってくるときより魅力を感じるし、面白さを感じると思った。

僕は開発を仕事にしているが、その中でどのようなストーリーを描いて開発するかなにがしたくてビジネスをしているか、もっと人に伝えていきたいとも思った。

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