2011年12月25日日曜日

2011年を振り返って

地震の後からブログを書いてなかったが、

>全国の原発の9割が止まり、九州では31年ぶりに原発が稼働しない状態になります。
このニュースを見て今年について振り返りをしようと思った。

今年を振り返ってイメージするキーワードは、
地震と円高と原発の停止

[円高]
円が80円を下回るのだから企業の海外の利益を日本円で換算すると3割くらいこの二年間落ちたままだ。
以前から考えていることだが、団塊世代の金融資産の減少(使い始めるため)円が買われるということと、日本経済が沈むなら円高か円安かといったら円高、ということからだ。
また円高は5年くらいのトレンドだと思ってる。

[地震]
地震は当初考えたより経済への影響はなかった。首都の一時経済活動の停止やインフラで数兆規模の損失があったにも関わらず、経済が止まっている気はしない。一時的に需要が減った産業も今は逆に需要が爆発している。インフラに関わる会社は相当甘い仕事が増えてると思う。

[原発の停止]
原発の停止は原発の事故を見て、一年後にすべての原発が止まる、政府に原発を再開を宣言することはできない。と考えたが、本当にそのシナリオになってしまった。

結局、世界は日本のことが起きようと起きまいと、原油が需要に追いつかない・新エネルギーは安定せず、高い。ガスと石炭も値上がりするし、リスクを分散させたいという状況は同じなので原発の割合を増やしたいことは変わらない。ただ原発の政治リスクとコストが増えている。原発に関しては、認可しなければできないことが多く、認可には投票者から指示を受けた政治家が必要になる。


地震が当初考えたより経済への影響はなかったことから、改めて経済が深いし、分からないなと思う。
お金を使う需要さえ増え続ければ、お金は増えるし、
そこが借金した国は貧しくなることと矛盾するから
面白い。。

この借金が経済の動力。と考えると固定為替と変動為替について考えてしまう。
中国の固定為替、中国のアメリカ国債

世界の他の事件を見ると、エジプトなどの軍事政権交代が面白かった。
インターネットによって、思ったことを実現する力が増している。

振り返りは終わりで新年には2012年のキーワードについて考えたい。

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