2009年12月26日土曜日

2050年には68億人から91億人に人口は増加する。

人口動態はこれから50年の間にどのように変化していくのだろうか?
先進国では人口は緩やかに減少し、逆に途上国では人口はどんどん増える。途上国では人口が増加しているため若年層の失業率が非常に高く、仕事がなく生きれないから反政府組織や犯罪組織に関わる人も増える。治安の悪化は開発のリスクをもたらし、投資への高いリターンが求められる高金利の社会を作り上げる。

アフリカでもザンビアやコンゴは非常に資源が豊かだが、人口動態・非常に低い治安・インフラ不足。。昨年の資源高のときに少しは投資されているだろうが、人口増加と治安の問題はこれからますます悪化するに違いない。

もちろん二酸化炭素の削減などできるはずがない。途上国の開発のほうが国連にとっても優先順位が高い。なぜなら、世界中の人が十分なカロリーを摂取するだけで莫大なエネルギー(二酸化炭素の排出)が必要になるに違いない。

1945年から今まで世界人口は25億人から約70億人へと約3倍ほどになった。それを支えたのは資本主義による効率的な投資だ。石油ショックの後も社会を発展させるために頭を振り絞り発展してきた。
金属でも石油でも今までは、比較的にリスクの低い地域で生産されていた。戦後、エネルギーのセキュリティの重要さについてほとんど考える必要がないような状況が続いた。
しかし、これからはアフリカでの開発が必要だ。

以前は冷戦と核の恐怖に晒されていたがそれを乗り越えた。僕は経済が歴史を決めていると思うので、今回の問題はかなり乗り越えるのが難しそうに見える。

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