2010年2月5日金曜日

環境問題について二言。

1.石炭の生産量をどう減らすかが一番の課題。
2.developing worldにお金が流れると石炭の消費量は増える。

ほんとうに環境問題を考えるなら、もっとも消費量を減らす努力をしないといけないのは石炭。下のグラフから分かるようにほとんどが、新興国。
所得とCO2の消費量は完全に相関関係がある。環境に良い(!?)電気より一番安い石炭を使うに違いない。

新興国の施設を環境によいものに変えると逆にCO2は増える。
なぜなら乗数効果が生まれるからだ。
途上国向けにもともと50億の電気のプロジェクトにCO2削減を掲げて30億のお金が先進国から流れると、
単純に30億お金が増えるので消費性向が0.7だと100億くらいの経済効果がある。
国債という負債とセットの経済政策ではないのでまさに乗数効果が当てはまりそうだ!!
仮にもともと30億お金を出すと30%CO2を削減できるプロジェクトで、経済効果の分だけCO2が増えるとすると、なんと50*0.7+100*0.7=だいたい二倍になる。
ほんとにそんな感じでCO2の排出量が増えると思う。30億のうちの10億くらいが海外の工場で作られた先進国のモノだとしても、本当に喜んでいるのは途上国に投資している先進国の投資家くらい。
なんとかしてほしい。


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