2010年5月13日木曜日

流動性のある国債により流動性のないものを支えるなか生き残る国はある。

今の流れは、流動性のある国債と流動性のないものを交換して経済を支えている。
住宅を証券化するようなもので、流動性のあるものに変えるだけで社会によっては流動性のないものへのリスクプレミアムが減り富が増える。

ただ人はもらっているものを経済の流れによって変化させることができず、それを行うと満足度が下がる。例えば、社会保障の負担が歳入によって変わる・増えるということは不満を募らす。
つまり選挙によって国が支えられている以上国債の購入(一時的なプライマリーバランスの悪化)をすると、国債の購入は恒久的になる。

まぁこれは今の選挙制度(民主主義)と社会保障と人口動態による欠陥なので仕方がない。

でも、大国の一部で負の乗数効果が働きだしたときどうなるか?
為替の変化もあるので一概には言えないが、お金が国外にでる。

このお金はより生産性の高い地域に流れる。。つまり、国債の購入が少なく、経済成長している地域に人とお金が流れ、人とお金が流れることでさらに経済が成長し豊になる。
シンガポールやドバイはそんな感じのモデル。

グローバルな環境が維持されるなら通貨が安く資本が投資できる国ならどんどん成長できる。こんな国でビジネスしながら、価格に敏感になった消費が減ってくる大国と商売できたらおもしろいなと思う。

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