2010年5月23日日曜日

無人飛行機の利点について

今まで無人飛行機の利点はなにかというと
1.アメリカ軍人が死なない。
2.教育の必要がない。
アメリカ軍人が死なないので、それに伴う費用が削減できる、将来的にはアメリカ軍人の雇うコストも下げられる。そして、コンピュータなので教育の必要がないので一定以上の能力のあるパイロットを手に入れたことと同じ。

ただコスト的にも強さ的にもいまいちではと思っていた。
1.無人飛行機一機>有人飛行機一機+アメリカ軍人一生分の給料。
2.有人飛行機のほうが無人飛行機より強い。
というのも無人飛行機は有人飛行機よりも現在では当然コストが高いし、もし有人飛行機のほうが無人飛行機よりも弱い(GPSなどでは誤差もある)のなら有人飛行機自体のコストも削減できない。なぜこの技術が重要なのかと思っていた。

が、今日今までは違う答えが出た。
1.攻撃までのスピードが速い。
2.いつでも攻撃できる。現代の戦争では先制攻撃が命。第二次世界大戦のミッドウェーでも速く空母を攻撃したもの勝ち。いかに速く敵を見つけ攻撃するかが重要。空母でも一旦飛行機を上げて、みんなで攻撃しにいっていた。
無人飛行機なら、人が準備して作戦を聞くという時間を削減できる。
1.攻撃の意思決定
2.攻撃方法の決定
3.攻撃方法の伝達
4.攻撃の準備
5.出発
という流れなら、3と4が削減できる。3は飛行機の中でも聞けるかもしれないけど、4は確実に削減できる。この時間の短縮は現代の戦争では一番重要なはず。
さらに今はいつでも攻撃出来るようにパイロットが24時間交代で待機しているはず。先制攻撃は今分かっている攻撃施設への爆撃だから無人飛行機のほうがいい。いつでも攻撃できるということでパイロットの待機のコストを削減することができる。
ミサイルがあるというかもしれないが、たくさんの場所に爆撃するなら爆撃機でないといけない。

そう考えると無人飛行機はすごいなと思う。
ただこれが普及するとパイロットの数が減る。パイロットがたくさんいる国が勝てると思わないで欲しいな~

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