2009年7月6日月曜日

水蒸気が増えると温度は上昇しつづける!?

1.水蒸気はとても強い温室効果ガス
(CO2の数十倍。)
2.気温が高いほど、大気中の水蒸気は増える。

1が起きると、2が起きて、また1が起きてそれが続く。しかし、2は実際にこのようになるかは不明。それは水蒸気の量がどのような理屈で決まっているのか明らかではないから。

また、もうひとつ。
中心星輻射加熱(太陽から地球に与えるエネルギーの量)

F_{s}=\frac{S(1-A)}{4}

S 中心星からの距離で決まる。
A 惑星アルベド

上のように太陽から地球までのエネルギーの量は惑星のアルベドによってきまる。この惑星アルベドとはどういうものかというと、雲があると太陽の光を遮るというような効果のことです。地球では、このアルベドは安定しているのだが、一般的にアルベドがどのようにして安定しているのか理屈は明らかではない。アルベドがもし1%変化すると二酸化炭素の増加などはまったく影響しないくらい強い影響力を持つ。
下の表から分かるように、雲の量はこのアルベドの値を決めるのに重要な役割を果たす。





雲の量アルベド
金星1000.77
地球500.30
火星~00.15


 今回二つのことを言いたい。
 ひとつは、水蒸気の動きの予測は地球温暖化にとってとても重要なファクターであり、その詳細な理屈が分かっていないので、地球温暖化の予測が100%正しいものではない。これはどの国も分かっている。もし、映画のような影響が地球に起きるならアメリカも中国も動くだろう。ただ理屈が分からないので、地球温暖化が嘘だということもできない。
 もうひとつは、ネットの温暖化に関する内容の貧弱さが目立った。科学的にどのようなことが言えるか知りたかったのだが、間違えた引用を繰り返されており、なにが正しいか調べることは非常に難しくなっている。googleの検索が正しく機能していない例の典型例になっている。

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